異次元の壁の隙間部屋

異次元の壁の隙間部屋

小説やら創作やらを投下するブログです、
オリジナル設定多し、苦手な方はすぐ逃げましょう。
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ようこそ!このサイトは創作物語を主に活動中です。

ぶっちゃけ言うと、真面目に、ほのぼの・グロ・精神崩壊・暴走 なんでもあるカオスサイトです。

あと自己満足です、殆ど。
一応メイプル関係ではリヴセシルと名乗っていますが、
オリジナル方面ではナマコor海鼠と名乗っています。

現在の創作物語進行状況
暇があるときにまた編集しなおします。
ひとまず、現在はメイプルストーリーのファンアートにて【前提

空白の~は諸事情で下げました。

 過去作品はそのうち


たまに出現するチャット、海鼠の隙間部屋
Amebaでブログを始めよう!
いつの間にかブログが真っ白に洗浄されてますが、まぁ気にせんといてください。
 念願の王様とご対面できると思ってみたが真面目に考えてあの人のタッグデュエルなんて新米が出来るもんじゃねーよなと思ったので初期選択は遊矢くん一択でした本当にありがとうごさいました。

 とりあえず義遊くん(今回のキャラ名)は遊勝塾に入って舞網市でデュエル三昧な毎日、勿論殆どタッグデュエルで挑むわけなんだが

初期デッキつれぇ。

ていうかオリキャラたちのデッキ怖い。


なんとか遊矢くんの補佐に徹してDPを確保してカードショップGO!!
ストラク(構築済みデッキのこと)買えるんだね、すごいね今回スッゴイ優しいよ!!
ひとまずリアルでも使っているサイバー流ストラクを購入、普通のデュエルで数回ほど試し回し。

手札事故三連撃は流石に酷いと思うんだ(ノ_・。)

これは何かにとりつかれていると感じてスターターデッキ(ホープ収録の)を購入して回す。


なぁにこれぇすっごい強いぃ

ホープ先生まじホープというか遊馬先生かっとビングをありがとう。

遊矢くんのP召喚は発動するとタッグ組んでる自分もP召喚使えるので本当にありがたい。
とにかくタッグデュエルで好感度を溜めながらやってるとハートが一つたまってイベント発生!
アニメ本編でもあった大会出場資格を求めて連戦連勝を挑むってなかんじの内容で、イベント発生時にデュエルする相手もそれなりに強い。

あ、一発目いきなり手札事故して負けました。(尚二戦目で勝った模様)

そろそろ強化時かなと思ってホープほしさにスターター×2とネクストチャレンジャーズ一箱購入。

ダベリオンさんちーっすちーっす

これ遊矢くんのデッキに仕込んだらどうなるんだろうね? 暴走なさるのかしら。いやユートくんまだきはってないんだけどね、あ、黒咲さんは呼んでないですおかえりください。

現在ハート2、あと二ついつうまるんだろうか・・・。
 シグレはふと思う。どうにも此処にいる連中と自分たちは根本的に人種が違うらしい。
戦っていて、生活をしていて、その中でやはり自分たちと彼らは違う。そういう壁を感じる。
壁は高い。越えられるほど優しいものでもない。寂しいがそれが現実なのだろう。


*思考加速度


 普通は、戦闘中だと最低限の事以外は何も考えないのだそうだ。 
それを聞いてまず驚いていたのがマキナだった。マキナは常に戦闘フィールド全体の事を考えているので、仕方がないのだろう。
彼の思考はとてつもなく速い。読んだとしても、到底追いつけないほどに。特に戦闘中は速過ぎて読み取れないほどだ。
マキナは常に何か考えている。彼の役割は……こういってはなんだが、ボロ雑巾になるものだからだ。
 仲間がもつ体力、気力の最大値から最低値。現状の数値、減り方の傾向。いつどのタイミングで傷を分配するか、
秒単位で変わっていく状況を見ながら、それら全てを総じて彼は行動する。だがそれは複数仲間がいる場合のみなのだが。
 単機戦では、その思考加速度の方向は全て敵の行動を読むことに集中している。単機での彼を相手にするのは厄介な事この上ない。
何度か彼と戦った事があるが、その時も魔法の詠唱から効果を察知されたりと中々大変であった。無論、負けた。完敗だった。
 流石は原初勇者の子孫。ということなのだろう。
 しかしマキナは、その肩書きは好きではないらしい。どういうことなのだろうと考えてみれば、彼の来歴を見ればよく分かった。
ろくなめにあってないのだ。勇者の子孫だからという理由だけで魔王討伐にいかされたり、巻き込まれたり、殺されかけたり。
少なくとも傭兵であるシグレからみれば、悲惨な人生のようにみえる。
 だが、マキナはそれを楽しげに語る。実際楽しかったのだろう、理由はどうであれ。
 ……それでも勇者の子孫と言う肩書きだけは、恨みしかないらしいが。そういうところはとても、らしいなと思う。


 普通は、人の事をよく覚えているらしい。
ローディはそのことにたいしてよく疑問を投げつけていた。覚えてる必要性ってあるのか? と。
彼は忘れっぽい。というよりも必要最低限のことしか覚える気がない。身内と、同胞と、すこし関係性の強い人だけしか覚えていない。
彼にとって過去というのは道であり、記録であり、ただの出来事なのだそうだ。だからこそ、そこに情はない。もってはいけないのだという。
過去に縛られるのはこりごりだという理由らしいが、なかなか極端な考えだとシグレは思う。
 過去は、今に至る自分がいるための土台のようなものだ。
過去があるから今がある。変わらぬものはない、全て必要な事だった。シグレはそういう風に思い出を、過去を肯定する思考を好んでいる。
ローディもその思考に近いといえば近いのだろうが、そこにある感情は正反対だと感じる。きっと彼は、仕方がないという気分なのだろう。
 彼は長生きだ。長く生き過ぎた。
長く生き過ぎて、きっと飽きてしまったのだろう。疲れてしまったのだろう。うんざりするのも、仕方がない。そういうことなのだろう。
哀れとは思わないけれど、大変なんだろうなとは思う。きっとそう思えるのも今のうちなのだろうなとも、思うのだ。


 普通は、他人に対してそんなに強い情は沸かないらしい。
いつも他人に依存気味なクローディアのことは、あまり理解できていない。むしろ、喋った回数すら数える程度だろう。
なんというべきか、彼の思考は理解しがたい。端的過ぎる。迷いがありすぎる。生理的に無理、というやつだろう。
どんなに人当たりがいい人格を持っていても、だめなやつは必ずいる。そういうところはちゃんと受け入れなければならない。
 さて、彼はいつも誰かに依存している。両親に、仲間に、恋人に、誰ともいえない人物にさえ依存している。
自覚はしているらしい。だが、それでも依存癖は剥がれない。はがしてしまったら自分ではなくなってしまう、らしい。
異常だと思うところであっても、それでも自分を形成する大切な部品でしかない。だったら受け入れるしかない。
 そういう考えは、正直あまり好きではないけれど。シグレはそう思う反面、それは真理なのだろうとも思っていた。
強い情は騒ぎを呼ぶ。けれどそれでさえ必要ならば、その騒ぎでさえ飲み込まなければならないのだろう。
茨の道だ。それでも道がそれしかないならば、きっとその道を嬉々として歩くのだろう。
 彼は、そういう人なのだろう。


 普通は、恋人にたいしてもう少し積極的になるものらしい。
ラグは淡白なやつだ。好きな人が出来ても、いつも自己満足で済ましている。その感情は相手に届いているのかどうか、時々心配になる。
心配になるとかいいつつ同時にざまぁみろと思っている自分もいなくはないのだが、そこは仕様だ。気にしないで欲しい。
淡白なヤツは付き合うのも楽でいい、とは思う。同時に楽すぎてつまらないとも思うが。
 しかしいうなれば、ラグは、馬鹿なヤツだ。
本当の意味で何も分かっていない。分かろうともしていない。そういう割り切り方ができる彼をすこし羨ましく思う。
馬鹿であれれば何も全て考える必要もないのだ、そういう生き方が出来れば、自分もすこしは長生きできたのだろうか。
今更そういう風に慣れたとしても、手遅れ過ぎて何も変わらないだけなのが残念だが。
 できればもう少し早くに合いたかった。
そうすれば、自分の選択や考え方は、もう少し違っていただろうから。
しかしまぁ、彼、ちゃんとゴールイン出来るのだろうか。

 普通は、狂人でももうすこしマトモな思考をするらしい。
ぶっちゃけると気持ち悪いぐらいの狂人だと思う。カプリチオという愚神は。
多く語るのも気分が悪いから割愛する。要点だけ言わせてもらうとあれは大嫌いだ。来るな寄るな気持ち悪い。


 普通は、憎悪すると衝動を抑えられないらしい。
一国の王子であったアレフは、同勢のなかでは今のところ一番信用しておきたいが、一番信用できない位置にいる。
感情がなさ過ぎるのだ、彼は。聞く限り最も孤独に孤高に生きてきたとはいえ、表に出る感情は薄すぎる。正直にいえば気味が悪い。
本来あるべき喜怒哀楽が欠けている、あれはどちらかといえば人ではなく人形に近いようにも思えてくる。
押し殺しているのだろうか、それとも元々そういう性質なのだろうか、どちらにしても怖いという印象は剥がれない。
 あの人と話していると、どうしても自分の存在に疑問を抱いてしまう。
自分はちゃんと此処にいるのだろうか? 胡蝶の夢のように不安定な思考、背から離れていく心の感覚は恐ろしくて仕方がない。
ふらつく足元に刀を食い込ませて、そこでようやく元に戻れる。そういう風に彼の言葉は駆り立ててくる。
恐ろしい、人だ。頼りにはなるけれど、やっぱり怖い。それでいいのだろうか。
 あの人の足は、ちゃんと地面に縫い付けられているのだろうか。
あの人自身は、それをちゃんと認識しているのだろうか。


 普通は、もう少し他人に縋るらしい。
どこかの世界の狩人だと語るヤサギは、いつも暗い影がかかっている。
噂に聞けば、どう足掻いても褒められることがないからだそうだ。褒められる、そういう感情的な報酬はやっぱり必要だと思う。
認められるということは、自分の存在を確かめるためのリソースでもあるからだ。特に彼のような無個性系にとっては、重要な事だ。
たった一言認められるだけで全然心の持ちようは違う。自信を持てる、一歩歩き出せる、それはとても大きな事だ。
 けれど彼にはそれがないらしい。
だから目がいつも死んでいる、明るく振舞ってるようにみえて一番根暗なのは彼なのかもしれない。
何よりも臆病で空回り、そういうのが普通というものなのだろう。彼を見ていると、今の自分の異端っぷりに嘆きたくなる。
いったいいつから、自分はそういった普通の感情をおいてきてしまったのだろう。
 ただの17歳は、もっと物事を軽く考えていてもいいはずなのに。
オトナになれた気はしてない、でも、少なくても子供ではなくなってしまったことは嫌でも分かる。
あぁ、まったく。嫌な話だ。


 普通は、感情があるなら表情に出るらしい。
ノエル・エト。彼女は苦手だ。なんというべきか、掴みどころがない。

 普通は、先代勇者など物語にしゃしゃりでないらしい。
アルス。



 普通は、死んだやつは生き返らない。
スフィア。あいつは、なんだか変わった。悪い方向に。

 普通は、お前のようなやつは生まれてこない。
おまえのことは心底嫌いだよ、シュガー。いや、ユーリ。

 普通は、魔女は火刑台で死ぬものだ。
口説き落とされて生存とかなにやってるんだ、良き魔女のロア。

 お前は、普通でもなんでもない。
 アステル。
 お前には、重荷を背負わせる事になる。そのことを、本当にすまないと思っている。